本校は,酒づくりや豊臣秀吉の伏見城で名を知られている京都市伏見区の桃山にあります。この辺りは伏見城の城下町だったところで,地名にはその名残りがあり,校舎の屋上からは伏見桃山城が望め,少し歩くと,桓武天皇陵・明治天皇陵などもあります。 また,目と鼻の先に,近鉄電車と京阪電車の「丹波橋駅」があり,国道1号線や国道24号線も学校のすぐ近くを通っています。このように本校は,歴史や自然そして交通に恵まれた場所に位置しています。
施設紹介
正面玄関
つゆくさの校章が掲げられています。
低学年の教室
低学年の教室
高学年の教室
高学年の机は企画よりひと回り大きく、附属桃山小学校オリジナルの机となっています。
可動式のロッカーが配置され、空間を学習の形態に合わせて設置することができます。
図書館
約1万冊の本が配架されています。
教育提携をしているオーストラリアべレア小学校から寄贈された、オーストラリアの絵本もたくさんあります。
図工室
主に高学年が図工室で学習をします。子どもたちそれぞれの創造性を発揮しながら、さまざまな作品を創りあげます。
学びルーム1
教室よりもさらに広いスペースで子どもたちが学習することができます。外部からのゲストティーチャーに来ていただいて、特別な授業も行われます。
また本校は、大学附属の学校であり、大学の先生が子どもたちの学習のために特別授業に来てくださることもあります。
(4年生のそうぞう学習(総合学習)の様子)
学びルーム2
学びルーム1の教室と同じ大きさになっていますが、こちらは畳が敷き詰められており、主に音楽科を中心とした我が国の伝統文化教育が実施されています。箏や和太鼓などの伝統楽器も整備され、子どもたちが実際に和楽器に触れ学習を進めています。一人一面の箏やさまざまな和打楽器もある充実した環境の中で、アイデンティティーの育成を図っています。
音楽室
低学年から音楽専科による音楽教育を行っています。音楽室にある椅子はカホンという楽器です。本校の音楽室には、木琴や鉄琴などの音楽教育楽器のみならず、和楽器や韓国のサムルノリの楽器など、子どもたちが多様な音楽文化に触れ、体験を通して学ぶことができるように様々な楽器も整備されています。また、サラウンド効果のあるスピーカーも配置され、子どもたちが良い音環境で学ぶことができるようにしています。
体育館
カラーマットは38枚、跳び箱は大小を含めると19台、大型モニターやBluetooth接続のアンプなどなど、充実した施設環境の中で、能力育成中心の活動ではなく、それぞれが自らの課題に目を向け、自ら問題解決を行う中で自己実現を図っていく学習を進めています。
人工芝の運動場
大雪の降った日は真っ白な雪が残り、大雪合戦が始まります。
水はけが良く、雨の日も、雨さえ降っていなければ使用することができます。温かな日は寝そべって楽しむ子ども達の姿も見られます。
一年中トラックが引いてあることにより、ラインパウダーを一切使わなくなりました。
中庭
人工芝の中庭には、一輪車や竹馬もあります。
高台(学習の森)
子どもたちが自然と触れ合いながら学ぶことができます。ここにはたくさんの実のなる木が植えられており、四季の移り変わりを体感することができます。
また人工芝のスライダーやかくれんぼで大活躍する土管も設置されており、子どもたちのお気に入りの遊び場所でもあります。
沿革概要
◆1908年(明治41)4月
京都府女子師範学校が京都市吉田町の仮校舎に設けられ,同時に京都市第一高等小学校の一部と京都市第二錦林尋常小学校の全部とをもって,代用附属小学校発足
◆1936年(昭和11)1月
現在の所在地(京都市伏見区丹波橋)に校舎を移転
◆1949年(昭和24)6月
校名を「京都学芸大学附属桃山小学校」と改称
◆1972年(昭和47)9月
校名を「京都教育大学教育学部附属桃山小学校」と改称
◆2004年(平成16)4月
国立大学法人化に伴い,校名を「京都教育大学附属桃山小学校」と改称